結婚相談所に入会を検討されている方で、気にされる数字があります。
それが成婚率です。
ただ成婚率と聞いても、実際なにを示しているかイマイチよくわからないと思ったことは
ありませんか?
今回は、成婚率とは一体何でしょうというお話していきますね。
1.そもそも成婚とは?
まず成婚の定義についてお話します。
漠然と「成婚」=「結婚」と思われがちなのですが、実は違います。
成婚とは、プロポーズが成功したこと、婚約したことを言います。
ただ、それだけではないのです。
同棲、同居をした場合や婚前交渉があった場合も成婚として捉えられ、退会となります。
結婚相談所によって、成婚の定義は微妙に違う場合もありますので、確認は必要ですね。
2.成婚率とは?
次に成婚率についてお話していいきます。
一般的に成婚率とは、結婚相談所に入会されている方が成婚された割合のことになります。
ちなみに経済産業省の委託調査では、男性8.4%、女性10.1%となっています。
各結婚相談所がホームページなどで提示している成婚率の算出方法は統一されていないです。
ここからは、成婚率の算出方法についてお話していきますね。
2-1.成婚率の算出方法
成婚率の出し方はいくつかあります。
・成婚退会者÷全退会者
・成婚退会者÷入会数
・成婚退会者÷総会員数
結婚相談所としては成婚率が高くなるような算出方法を選択して、提示しています。
そう考えると、成婚率だけを信じるのは少し危険だと思いませんか?
2-2.結婚率(婚姻率)と成婚率の違い
成婚率はなんとなくわかっていただけたと思います。実はもう一つ結婚に関する数字があります。結婚率(婚姻率)です。
結婚率(婚姻率)とは、一定の人口における婚姻した件数の割合となります。
わかりやすく言いますと、成婚率は成婚退会された人の割合に対し、結婚率(婚姻率)は実際に婚姻届を提出した人の割合となります。
成婚退会したからといって、実際に婚姻届を全員が提出するとは限りません。成婚率より結婚率の方が低くなってはいますね。
このような数字がわかってきたところで、ここからは、失敗しない結婚相談所を選びについてお伝えしていきますね。
3.失敗しないための結婚相談所選び
3-1.成婚率よりも成婚者数を見よう
先程もお話したように、成婚率は結婚相談所にとって良い数字を提示できるので、違いがわかりにくいですよね。
そこで意識するのは、率ではなく数です。
実際に何人の成婚者数を出しているのか、実績を確認してみましょう。
そうすることで、結婚相談所を比べることができます。ただ開業してからの期間も確認しておかないと、10年やって3人なのか、5年やって3人なのかも違いが出てきますね。
3-2.成婚率が高いから結婚できるわけではない
成婚率が高い=自分も結婚できるかは別になります。
成婚率が高い結婚相談所に入会すれば、自分も結婚できると思いがちですが、そうとは限りません。
成婚率は結婚相談所次第なので、信じ過ぎない方がいいのはもちろんのこと、成婚した人とあなたは違います。あなたはあなたなので、成婚率が高い結婚相談所に入会しても、そこは変わりません。成婚率が高い結婚相談所に入会すれば安心ではなく、そこであなたがどう動いていくかがとても大切です。
4.まとめ
今回は結婚相談所の成婚率について、お話しました。結婚相談所の評価と思われがちな成婚率ですが、そこに執着することはやめましょう。
自分がどれだけ積極的に行動できるか。どんな場所でやるにしても、行動しなかったら結果には繋がりません。成婚に繋がるように自分から積極的に動いていきましょうね。