30歳前後の年代で結婚に向き合う方って多いですよね。周りが結婚し始めていたり、親から結婚について言われたり。
「30歳までには結婚！」となんとなく思っていた人がいつの間にか30歳を通過してしまう、そろそろ婚活に本腰入れなくてはと思って婚活を始める人も多いようです。
では、そんなアラサーの婚活の現実、そして婚活必勝法をお話していきますね。
１．アラサーの婚活が厳しい理由
結論からお伝えすると、女性が30歳を超えてからする婚活は簡単ではありません。
大きな理由は「年齢」です。男性は30代よりも、20代を好みます。40代だろうと50代だろうと20代の女性を好むのです。
20代の頃は、周りの男性からチヤホヤされていたのが、30代になるとそういった事がなくなるなんて聞いたことはありませんか？
決して、その人が悪いことをしたわけではなく、ただ単に20代ではなくなったことで、周りから「若くない」と思われてしまっていることが原因かもしれません。
30歳を超えてからの婚活は厳しいスタートになると思って始めた方がいいかもしれません。
他にもアラサー婚活が厳しいと言われる理由がありますので、そちらもお伝えしていきます。
２．アラサーの婚活が上手くいかない理由
２－１．無自覚に高望みしてしまう
「年収は普通でいいので、600万円ぐらいで大丈夫です」
「身長も高くなくていいので、175㎝ぐらいあれば」
30代男性の平均年収は474万円(2021年)また、男性の平均身長は170.8㎝(2021年)となっていますから、思っている「普通」とはズレてしまっていて、無自覚に高望みしているのです。
普基準がズレていることに気付かず、高望みしていると婚活は難しくなっていまいますね。普通だと思っている条件の人とうまくいかないと自信もなくしていくので、心が折れるのも早いです。
また、高望みしている、つまり条件の良い男性ということで競争率も高く、出会うのだけでも一苦労となります。
無自覚ではなく、ただ単に高望みをしているケースもあります。
「この年齢になるまで結婚しなかったのだから、どうせ結婚するならハイスペックな男性と結婚したい」
とあえて高望みをして、ハイスペックな男性を狙う方もいます。良い悪いではなく、結婚まで至るのは相当難しい道を選んでいますね。
２－２．自分に合っていない婚活を利用している。
婚活の方法っていろいろありますよね。紹介や合コン、マッチングアプリに婚活パーティーに結婚相談所。
それぞれ特徴があるので、その特徴に自分が合っているかわからず、闇雲に選び、婚活していては、うまくいきにくいです。
失敗例としては、
・ほとんど20代の登録者が占めているマッチングアプリで婚活。
・人が多い場所が苦手なのに、街コンや合コンに参加
・メッセージのやりとりが苦手なのに、マッチングアプリ
・人見知りなのに、合コンや婚活パーティーに参加
・騙されるか不安なのに、マッチングアプリや婚活パーティーに参加
などなどです。
自分の性格に婚活方法が合っていないと、成果もそうですが、なにより自分がしんどい思いをすることにもなるので、長続きはしません。
また、自分の理想の人と出会えそうな婚活方法を選ぶのも大事ですね。
２－３．自分の市場価値を正しく把握していない
学生時代や20代の時にモテてきた人に言えることなのですが、「自分はモテる」「異性に好かれやすい」「そのうち今までみたいに簡単に恋人ができる」と思っていると婚活は辛く感じてしまいます。
モテてきた感覚がそのままの状態で年齢を重ね、30歳を超えてきたので、モテなくなった自分をなかなか受け入れられなかったりするのです。
自身の魅力＋若さでモテていたのが、若さが引かれた状態になった自分の価値に気づいていないと婚活は厳しいものになります。
２－４．恋愛に夢を持ちすぎてしまう
これは恋愛経験があまりない人が陥りやすいのですが、「白馬の王子様が、運命の人がわたしを迎えに来てくれる」と思って、そんな人をひたすら待つ。でもなかなか来てくれないので、厳しく感じてしまうのです。
また、「男性なら、奢って当たり前」「男性が車道側を歩くのが普通」「女性は男性を支えるもの」など異性に対しても理想を押し付けてしまうような人は、自分の理想と合わない人を受け入れられず、婚活が長引くことになったりしますね。
ここまでアラサー婚活が厳しい理由をお話してきました。
アラサーで婚活されている人で、うまくいっている人も、もちろんいますよ。
そのような方は、どうしてうまくいっているのか。そのポイントをお話ししていきますね。
３．アラサー女子が婚活で成功するには？
３－１．理想の条件ばかりではなく現実的な最低条件も決めておく
結婚したい相手に求める理想の条件は、すぐに浮かんでくると思います。それが最高の条件だとして、最低の条件、つまり現実的な条件も考えておくといいですよ。
例えば、年収。生活する為に必要な年収を考えたら、そこまで高くなくても大丈夫だったり、学歴や外見も結婚にどこまで重要か考えてみたら、そこまで必要じゃなかったり、などいろいろと気づくことがあるはずです。
結婚相手に本当に求めている必要最低限な条件がわかり、そこさえ満たしている男性であればOKとなり、出会える男性の幅も広がります。そうなれば、出会いの数も増えていき、結婚相手と出会える可能性も高まりますよ。
３－２．期間を決めて婚活に集中する
結婚というゴールは決めても、いつまでにと期限を決めない人は意外と多いです。
期限がないことで、自分のペースでできるというメリットがある反面、だらだらと続けてしまい、結果年齢を重ねていくだけになってしまうことも。
わかりやすく言うと、宿題も提出日が決まっているから、それに向けて取り組みますよね？試験も日にちが決まっているから、そこに合わせて勉強しますよね？
婚活も同じで、入籍日を決めて、逆算して動くのです。
そうすることで、無駄な時間がなくなり、行動的になります。
行動せずに、「いつか王子様が迎えに来てくれる」と思っていても難しいというのは、先程お話しましたね。「王子様を自分が迎えに行く」というスタンスのほうがうまくいきますよ。
自分の背中を押す為にも期限を決めて、行動しましょう。その際のポイントは、ズバリ「宣言」です。「コミットメント」ともいいますね。
家族や友人に、いつまでに結婚する！と宣言してしまうのです。そうすると後には引けなくなりますし、宣言した相手に会う度に順調かどうか聞かれたりしますから、頑張らないといけなくなりますよね。
４．自分に合った婚活方法を選ぶ
先程もお話しましたが、自分に合わない婚活方法を選ぶと、メンタル的に辛くなります。辛くなったら、そこから婚活を再度頑張るのはなかなか大変です。
婚活方法を選ぶところから、しっかりやる必要があります。
まずは婚活方法の特徴をちゃんと把握することです。「みんなやっているからマッチングアプリ」ではなく、それぞれの婚活方法のメリット、デメリットを書き出すなどして、自分でもできるか考えてみましょう。そしてできそうと思った方法から試してみるのです。
試して合わないと思ったら、別の方法を試してみるのです。
１つの方法にこだわる必要もないので、いろいろとチャレンジしてみましょうね。
４－１．20代と競わない
20代という若さは武器ですが競う必要は全くありません。
30代には30代の魅力があります。自分は自分なので、自分に合った、メイクやファッションを心掛けましょう。（年下を狙っているならばまたお話は変わってきますが）
20代と同じ土俵で張り合うことはせず、30代は30代の良さで婚活していきましょうね。
５．まとめ
今回はアラサー婚活の現実についてお話しました。
20代から30代になることで自分自身の変化や周囲の変化があったりしますが、それも受け入れつつ、自分に合った婚活方法でやっていくことが結婚への近道になります。
もしかすると婚活が辛かったり、厳しく感じる時があるかもしれませんが、そんな時は一人で抱え込まず、相談できる相手に相談しながらやっていきましょうね。話すことでスッキリしますし、今までと違う方法が出てくるかもしれませんから。
30代の婚活必勝法は、「条件」と「期限」と「方法」を決めることです。
頑張っていきましょう。
